こんにちは。
この本は息子が中学生になった時にたまたま手にとった本で、反抗期にはいる時なので読んでみました。
反抗期の息子にどう接するかなどの内容かと思いきや
- 大人を知る
- 支配を知る
- 未来を知る
- お金を知る
- 起業を知る
- 能力を知る
といった内容で書いてある本で反抗期の男子についてというより社会について勉強になる本かなという感じでした。
個人事業などしている方には勉強になるし、それに難しく書かれている本ではないのですらすら読めると思います。
簡単に本の内容紹介します
大人を知る
反抗期は大人になるための儀式。健全な発達の証拠とも書いてある。世代を超えても大事である価値観どのように継承していくのかを考察するのがこの本の目的であると書いてあります。これだけは知らないと損、これだけは伝えておきたいという大人の世界のルールを親が息子たちに伝える努力をしていってほしいと書いてあります。
学校や世間ではまったく教えない事をビシビシ書いてあるので、親が勉強になります。
支配を知る
読み書きができないと「支配」されてしまう
言葉がより優れている者が優れない者を支配し、言葉が優れる者は支配されることが少ないのであると書いてあり、大人になってしみじみ感じる内容でした。
未来を知る
幸福とはどんな状態、学歴を極めるべきか技術を身につけるべきかなど
この本を読んでいくとどちらが幸せなのか悩みます。
お金を知る
収入の現実を考えてみよう、税を払って使えるお金はいくら?、
うちの主人は職人で26歳から45歳まで個人事業で仕事をしてましたが46歳で株式会社にしました。
職人を1人雇って二人体制で仕事をしてましたが株式会社にしなかったのは二人しかいないのに株式会社なんてする必要がないと思っていたんです。
けど個人事業の税金、消費税・国民保険・所得税の高いこと。そして株式会社なら経費にできるものも個人事業だと経費にできない事の多さ。
色々なことがあり税理士さんに相談してうちの場合収入的にも株式会社にするほうがメリットありとの事で株式会社設立に至りました。
そんな時にこの本を読んで社会を知らないと損する事ばかりなんだなと感じました。
ましてや職人はタイプ的に本など読まないんですよね(笑)
けどこの本は世の中のしくみがおおまかに分かりやすく書いてあると思います。
起業するときには知っておかないとお金について損する事ばかりなんでよね。
日本は学校ではお金について勉強することがないですよね。
そのまま大人になる。
なので起業しようとするより会社に就職が最終目標になってる気がします。
これからの子供たちには自分の人生どういうお仕事を選ぶかも大事ですが、どういうふうに
資産や老後の生活費に向けての計画・お金の残し方の勉強がより大事かと思います。
子供の頃からお金について考える事や教えてくれる環境があれば、どんなお仕事していても
ある程度の生活を維持できる環境作れる気がします。